皆さんは土用という言葉を聞いたことがありますか?
夏にウナギを食べるあの「土用」です。
実は土用というのは夏だけでなく、季節の変わり目に年4回あるのは知っていましたか?
この年4回の土用の時期は今までの疲れが一気にきたり、急な痛みが出たりする確率が普段よりもぐっとあがってしまいます。
この土用というものは気学という占いのようなものの考え方で、立春・立夏・立秋・立冬前の大体18日間くらいのことを言います。
昔からこの季節は色々なことを避けるようにと言われていたり、情緒不安定になって揉めやすくなるから気を付けるようにと言われている時期でもあります。
そう言われてみるとこの時期って亡くなる方が増えたり、またちょっとしたことでトラブルになることも多いですよね。
思い返してみれば、わけもなくイライラしたりしたこともありました。
この時期は自律神経も次の季節へと衣替えをする季節にあたります。
なので、体力回復や情緒の維持などには手が回らなくなってしまうことが多いのです。。。
特に疲れがたまっている状態だと疲労回復が遅くなったり、神経痛の痛みが出やすいので無理はしないように注意してくださいね。
また、こんなことに注意と言われています。
- 春土用→五月病、気力減退
- 夏土用→熱中症、夏バテ
- 秋土用→夏の疲れが一気に出る、老け込む
- 冬土用→風邪、インフルエンザ
気を付けてくださいね。
また、食べるものも土用によって違うみたいです。
- 春土用→白いもの、【い】のつく食べ物
- 夏土用→黒いもの、【う】のつく食べ物
- 秋土用→青いもの、【た】のつく食べ物
- 冬土用→赤いもの、【た】のつく食べ物
だそうです。
やはり季節の変わり目はなかなか平常運転とはいきませんので、しっかり休息を取ったりおいしいものを食べてりして自分をケアしてあげてくださいね。